お尻のふくらみは、何のため? | 【一宮市本町の整体マッサージ】アトラス整体院

手足

 

スカートやパンツのベルトが引っかかる、ヒップボーン(hipbone)と呼ばれているのが、骨盤の上に広がったフチの部分です。

骨盤は、背骨の下端部にあたる仙骨の左右に、寛骨という骨がくっついて出来ています。

寛骨は、脚の付け根にあたる骨で、大腿骨との間に関節をつくっています。

骨盤の形を見ると、全体にお椀のような形をしています。

上のほうは翼のように広がっていますが、真ん中がくぼんで筒のようになり、その床は下に抜けています。

翼状に広がる上部を大骨盤といい、お腹の内臓が落ちないように、下から支える働きをしています。

筒状にくぼんだ下部を小骨盤といい、お腹から下に出ていくものの通路になっています。

ヒトの骨盤は、大骨盤が発達して、横に広がっているのが特徴です。

サルの骨盤では、大骨盤が細くて縦長になっています。

イヌやウマなどの四つ足動物では、大骨盤らしい形もありません。

ヒトでは、大骨盤がお腹の内臓を受け止める働きをするのですが、これが広がっていないと、二本足で立って歩くのに極めて不都合なのです。

お腹の内臓には、胃腸のほかに肝臓や腎臓などがありますが、かなり重いものだらけです。

これを、お腹の中にどうやって支えておくのでしょうか?

お腹の内臓のなかでも特に胃腸は、形を変えてよく動きます。

まず食べ物を食べると、胃腸は膨らみます。

次に、食物を運んで消化するために、蠕動運動をします。

そして、腸の中にたまった便を、ときどき送り出していきます。

じっとしている事のできない胃腸を、カベにしっかりと固定しておくわけにもいきませんので、どうしても下から支えてやることになります。

四つ足動物でしたら、お腹の内臓のしたにお腹の筋肉があり、これで支えてやる事が出来ますが、ヒトのように二本足で立ち上がると、お腹の内臓の下にくるのは、筋肉のカベではなく骨盤の骨です。

大骨盤を広げておいてあげないと、内臓をお腹の中に収めておく事が出来ません。

ヒトの大骨盤が翼のように広がっているのは、お腹の内臓を支えてやるためなのです。

 

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