「通り道」と「声をつくるところ」とに分かれる、2種類のノドは・・・。 | お顔のゆがみや花粉症対策なら【アトラス整体院】
- 2022年04月23日
- ブログ
耳鼻咽喉科で扱う2種類のノド、「咽」と【喉】とは、どのようなものでしょうか?
解剖学の用語では、
●咽頭
●喉頭
にあたります。
つまり、ノドには2つの種類があるのですが、この2種類の区別が、ちょっとややこしいのです。
咽頭はどこにあるのかというと、誰かに口を大きく開けてもらい中を覗くと、口の奥が見えます。
その「突き当たりのカベ」が、咽頭になります。
口から入った食物を飲み込む場所ですが、咽頭に入った食物は、食道を通って胃に送られます。
一方、喉頭は何処にあるのかというと、【首の前面にノド仏】がありますが、これが喉頭になります。
喉頭は、「軟骨の骨組み」から出来ています。
声を出しながらノド仏にさわると、喉頭の軟骨が振動するのがよく分かります。
実は喉頭は、【声をつくるところ】なのです。
咽頭と喉頭という2つのノドの間のつながりは、頭の断面を見るとよく分かりますが、口腔と鼻腔が上下に重なっています。
そこから「後ろに通り抜けたところ」が、咽頭になっています。
咽頭は、「口からの食物の通り道」と、「鼻からの空気の通り道」が合流する場所なのです。
口腔と鼻腔の間は、【口蓋」という板になっています。
口蓋の前方部分は骨で出来ていますが、後方部分は筋肉で出来ていてよく動くので、「口蓋帆」(こうがいはん)と呼ばれます。
食物を飲み込むときには、この口蓋帆が跳ね上がり、【鼻腔と咽頭のつながりをふさいで、食物が余計なところにいかないよう】にしています。
喉頭のほうは、咽頭の前にある軟骨で囲まれた空間です。
咽頭から空気を取り込んで、下のほうの気管や気管支、肺に送ります。
咽頭の入り口には、「喉頭蓋」(こうとうがい)というフタがあり、食物を飲み込むときには、喉頭全体が持ち上がり、このフタが自動的に喉頭の入り口をふさぎます。
ヒトの咽頭は、【食物の道と空気の道の交差点】になっており、青信号と赤信号のように、切り替えを行っています。
===========================
【一宮市・稲沢市の整体】マッサージ師も通院するアトラス整体院
〒491-0859
一宮市本町3-5-6 本町ビル2F
JR東海道本線尾張一宮駅から徒歩5分
一宮市役所そば、南側の信号角地のビルにあります。
TEL 0586-73-1919
「ホームページを見て・・・」とお電話下さい。
定休日 毎週日曜日
予約優先制
営業時間
月~金曜日:9:30~20:30
土曜・祝日:9:30~20:00
フェイスブックページ→https://www.facebook.com/138rakuraku
口コミサイト→http://www.ekiten.jp/shop_878884/
過去のブログ一覧→http://138rakuraku.com/blog/
===========================