「カイコ」と「桑」の関係には・・!? | 【一宮市本町の整体マッサージ】アトラス整体院
- 2022年05月27日
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絹糸の原料となる生糸を吐く「カイコ」ですが、そのカイコの餌となるのが、【桑の葉】です。
ですが、「カイコ以外には桑の葉を好んで食べる昆虫はいない」そうです。
というのも、桑の葉脈に含まれている乳液状の液体には
【糖類似アルカロイド成分】や
「高分子の対虫因子」
が大量に含まれているので、カイコ以外の多くの昆虫に対しては強い毒性や、成長阻害活性があるからです。
しかし、【桑の葉を常食としていない幼虫】に、桑の葉を食べさせたところ、死んでしまうこともあったそうです。
カイコは進化の過程で、桑が長年かけて作り上げててきた「虫に対する防御機構」を克服し、そして【この毒に対する耐性】も身につけました。
こうして、ほかの虫が食べようとしない豊富な桑の葉を餌として独占することが出来たのです。
これと似たようなお話になりますが、「キャベツ畑とモンシロチョウの幼虫」があげられています。
キャベツの葉には、【シニグリン】という配糖体が含まれています。
これが酵素によって分解されると「アリルカラシ油」という辛味成分になります。
キャベツと同じアブラナ科に属しているワサビやダイコン、クレソンにも含まれていますが、これは昆虫を遠ざけたり、抗菌・抗カビの作用も持っています。
このため、【キャベツを好んでたべる昆虫はあまりいません】が、モンシロチョウの幼虫は、進化のプロセスでこのシニグリンのあるキャベツをあえて餌とする道を選んだお陰で、他の虫と餌をめぐって争う必要もなく、キャベツを独占することが出来たのです。
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