感染力の強い「O157」には・・・!? | 【足のつり改善なら】アトラス整体院
- 2022年06月01日
- ブログ
食中毒の代名詞にもなっている「O157」。
そのシンプルな呼称が日本では有名ですが、正確には
【ベロ毒素産出性大腸菌】、
もしくは「腸管出血性大腸菌O157:H7」
と、言います。
日本では【1996年に起きた、学校給食での集団食中毒】を封切りに、国内各所で確認されています。
「ベロ毒素」とも呼ばれるO157は、極めて強い毒素を作り出します。
体内に取り込まれると、大腸の粘膜から吸収され、粘膜細胞内のリボゾーム(細胞内のタンパク質製造工場の役割を持つ)を破壊することでタンパク質の合成を阻害し、細胞を死滅へと追いやります。
このため【腸から出血し、血便と腹痛を引き起こし】てしまいます。
さらには血液中に取り込まれたベロ毒素が、赤血球を壊し、腎臓の尿細管細胞を破壊して
「溶血性尿毒症症候群」
を引き起こします。
O157の感染力は大変強く、ほかの食中毒では症状を引き起こすには100万個以上の菌を必要としますが、O157の場合は、【わずか100個程度の菌でも食中毒】になり、二次感染も起こりやすいのです。
それに通常は、脳の毛細血管にある血液・脳関門は「毒性のある物質の侵入を妨げる働き」をしています。
しかし、ベロ毒素はこの脳関門をすり抜けてしまいます。
このため、症状が進行してしまうと、けいれんや意識障害などの【脳障害を引き起こしてしまう】場合もあります。
O157感染の原因とされる食品には、ハンバーガー、牛レバ刺し、牛タタキなどの牛肉製品や、サラダなどの生野菜などがあります。
低温にも強く冷蔵庫内でも生きていますし、「酸に対しての耐性もある」ので胃酸の中でも生き続けます。
しかも、【毒性はボツリヌス菌毒素や破傷風菌毒素に匹敵する】と言われるので、性質(たち)が悪いのです。
しかし、このO157にも弱点はあります。
それは熱に弱く、「75℃の温度で1分間加熱すれば、菌が死滅してしまう」のです。
このためO157の予防法としては、
【食品を内部までよく加熱するのが、一番】
ですね。
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