エジプトの女王「クレオパトラ」が用いた毒ヘビは!? | 【足のつり改善なら】アトラス整体院

赤血球拡大図

 

エジプトの女王クレオパトラが自害するとき、

コブラに自分の胸を噛ませた

と、ギリシアの著述家【プルタルコス】は伝えています。

ですが、実際には、その死に方にはさまざまな説があります。

ヘビを噛ませたのも、「胸ではなく腕だとする説」もあります。

また、使われたヘビもコブラではなく、マムシのような

クサリヘビ科のヘビとする説

もあります。

コブラとクサリヘビでは、その毒の作用はかなり異なります。

コブラの毒は「神経毒」を主成分としており、

クサリヘビ科の毒は【血液毒(出血毒)】と呼ばれるものになります。

実は毒ヘビの多くは、この2つのタイプの毒に分けられます。

コブラの毒成分の本体は、「アミノ酸からなるタンパク質」であり、神経回路の接合部シナプスのアセチルコリン受容体と結合してしまいます。

このため【神経伝達物質アセチルコリンは結合先を失ってしまう】ので、筋肉への情報を伝えられなくなってしまいます。

コブラにかまれると、運動麻痺を起こし、呼吸困難に陥り、死に至る場合もあるのは、このためです。

一方、クサリヘビ科のヘビの持つ血液毒は、「血球細胞や血管組織、内臓などを破壊」します。

このため咬まれた部分は出血し、大きく晴れあがって皮膚の壊死を引き起こします。

その後、腫れと痛みは全身に広がり、吐き気やくちびるのしびれなどを起こし、死に至ることもあります。

たとえ、【命を取り止めたとしても、筋肉の壊死が起こる】ので、後遺症が残り、体を動かしにくくなったり、腎臓や循環器系にも障害が残る場合もあります。

果たして、クレオパトラはどちらの毒を使ったのでしょうか。

コブラの毒は、数秒で筋肉を麻痺させて長く苦しむこともなく、死に至らしめる力があるのに対して、クサリヘビ科のヘビは、激しい出血や皮膚の壊死を伴います。

コブラを選んだ方が、「あまり苦しまず、美しく自害できそう」ですが、実際はどうだったのでしょうか。

 

===========================

【一宮市・稲沢市の整体】マッサージ師も通院するアトラス整体院

〒491-0859

一宮市本町3-5-6  本町ビル2F

JR東海道本線尾張一宮駅から徒歩5分

一宮市役所そば、南側の信号角地のビルにあります。


TEL 0586-73-1919
「ホームページを見て・・・」とお電話下さい。

定休日  毎週日曜日

予約優先制

営業時間
月~金曜日:9:30~20:30
土曜・祝日:9:30~20:00


フェイスブックページ→https://www.facebook.com/138rakuraku

口コミサイト→http://www.ekiten.jp/shop_878884/

過去のブログ一覧→http://138rakuraku.com/blog/


===========================

コメントを残す

このページの先頭へ