「膠原病」という名前は!?

コラーゲン

一般的に、病気の名前を聞くと、それがだいたいどこの病気なのかを理解することができます。

例えば、

「肺炎」といえば肺におこる炎症ですし、
「胃潰瘍」といえば胃におこる潰瘍のことだと分かります。

しかし、「膠原病」という字を読んでも、それが「どこにおこる病気なのかを理解する」ことは、難しいと思います。

「こうげんびょう」という読み方から、「高原病」という文字を連想する人もいますし、
「高山病の一種」だと勘違いする人もいるほどです。

この膠原病の「膠原」とは、体内の代表的な結合組織である「膠原繊維」からきています。

動物の骨や皮を煮固めて接着剤として使っているものを「にかわ(膠)」といいますが、この「にかわ」の元になっているのが膠原繊維なのです。

また、膠原繊維は「コラーゲン繊維」とも呼ばれています。

膠原病という名前ができたのは、今から約60年前の1950年代前半のことです。

アメリカの病理学者クレンペラーは、原因不明の病気で亡くなった患者の病理標本を顕微鏡で眺めているうちに、奇妙な発見をしたのです。

これらの組織には共通して、「血管や結合組織に薄赤く染まる物質がある」ことを発見したのです。

これを彼は「フィブリノイド変性」と呼び、「膠原繊維が変化したためにおこるもの」と考えたのです。

そして、こうした一連の原因不明の病気を、「膠原病」と呼ぶことを提唱したのです。

しかし、この膠原病という概念はなかなか認められることはありませんでした。

何故なら、それまでの学説は「病気はからだの特定の臓器に存在する」と広く信じられていたからです。

一つの病気で同時多発的に複数の臓器に病変がおこるということを理解するのには、「コペルニクス的な発想の転換が必要」だったのです。

クレンペラーが提唱してきた膠原病の考え方が正しいと実証されたのは、第二次世界大戦後になってからですから、膠原病は「病気のなかではニューフェース」と言えますね。

 

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