血液型発見までの道のり

二宮金次郎

 

 

一般的に「人の血液には4種類の血液型がある」のは、有名です。

ちなみに私の血液型はB型ですが、一体いつから血液型は分類されだしたのでしょうか?

個人的に気になってしまったので、ちょっと調べてみました。

血液型が注目されるようになったのは、輸血が始まってからのようで、時代も19世紀前半の頃からだそうです。

当時は血液型に関する知識は全くなく、首尾よく輸血が成功する事もあれば、大変な副作用を起こして死亡する事もあった様です。

この現象に疑問を感じ調査に乗り出したのが、若き研究者であったカール・ランドシュタイナー(ウィーン大学病理学研究所)でした。

当時は、「同じ人間の血液ならば差異は無いだろう」と言うのが、一般的な解釈でした。

びっくりするお話ですが、同じ赤い血液だからという理由で病人にヒツジの血液を輸血した事もあったそうです。

これは、想像するのも怖いですね~。

さて、話を戻しますがランドシュタイナーは、まず同僚から(22人)血液を集め、それを赤血球と血清とに分け、それぞれを混ぜ合わせたそうです。

すると、赤血球に同じ人物の血清を混ぜても、赤血球はバラバラのままでした。

しかし、他人の血清を混ぜると赤血球が互いにくっつくケースがありました。

これにより、赤血球と血清中の成分とが反応しあい、赤血球を凝集させることが分かりました。

この時のパターンから、三つの型があることが分かり、【A型・B型・O型】とに分けられたのです。

そして、翌年には弟子のデカステロが、もう一つの型となるAB型を発見した、との事です。

こうして人間の血液はABO型に分けられる事になり、この大発見によってランドシュタイナーは、1930年にノーベル賞を受賞しました。

凄いですよね~。

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