今でも加速中な糖尿病!? | お顔のゆがみや花粉症対策なら【アトラス整体院】

ケーキ

 

日本では、食生活や運動習慣が発症に大きく関わる「2型糖尿病」が95%を占め、膵臓のベータ細胞が破壊されて起こる「1型糖尿病」は5%以下と言われています。

ところが欧米人の方は、日本人と違い「1型糖尿病」の発症率の方が高いそうです。

【肉や油などの、高カロリーのもの】を沢山食べるイメージのある欧米人。

なのにどうして私たち日本人より、「2型糖尿病」の割合が少ないのでしょうか。

欧米の人達は日本人より肥満体が多いのですが、実は日本人よりも【インスリンの分泌能力が高い】ので、2型糖尿病になる人は日本人ほど多くありません。

「日本食はヘルシーだ」という様に欧米では注目されていますが、そのヘルシー料理の伝統を持つ日本人が糖尿病になりやすいというのは、なんとも皮肉な話ですね。

欧米の「肉食中心」の食文化に対して、日本は「魚や穀物を中心」としたヘルシーな食生活が数千年も続いていました。

ですので食後の血糖値もそれほど上がらず、インスリンの分泌が少なくても、【ブドウ糖を上手く細胞に取り込むことが出来ていた】のです。

いわば日本人の身体は、「省エネ設計仕様の民族」だと言えますね。

そういう食生活が何千年も続いていたために、【日本人は、カロリーを大量に摂取したあとの処理機能が必要ではありません】でした。

その代わり、食べ物が少なくても生き延びることが出来る省エネ体質を持った遺伝子を作り上げてきたのです。

ですから食べ過ぎると、もともと体質的にインスリンの分泌能力が低いため、血糖値が上がったまま下がりにくくなってしまうのです。

戦後数十年で日本の食生活が欧米化してしまい、【高カロリーのものを食べる機会が飛躍的に拡大】しました。

「数千年にわたって作り上げられてきた体質が、悲鳴をあげている。」

といっても良い状態なのかもしれませんね。

その結果として、「糖尿病が急増してきている。」というのも、分かるような気がしてしまいます。

 

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