頭痛

ある脳外科病院で、
「頭痛を訴えて来院した患者さんが、実際に脳腫瘍やクモ膜下出血など
脳疾患が発見されるのは、全体の約一割くらい」
との事だそうです。
では、残りの約九割の患者さんの頭痛の原因は
何なのでしょうか?
中高年の人に多いのは、頭や首の筋肉の異常緊張から来る頭痛で、
「緊張型頭痛」と呼ばれています。
後頭部が重くなったり、
こめかみや頭が締め付けられるような痛みが出たりします。
肩こりのある人に起きやすいのが特徴です。
若い女性に多いのが片頭痛です。
脳の血管の一部に炎症が起こり、血液の流れが悪くなって、
血管が広がるときその反動で痛みが起きると言われています。
頭の片側に、月に何度か、あるいは数日おきに、
ズキズキとした拍動性の痛みが襲うのが大部分で、
吐き気を伴うことや動くと悪化する特徴があります。
緊張型頭痛・片頭痛は、どちらも精神的なストレス、過労、睡眠不足が原因で発症する
ことが多く、
片頭痛ではバナナやチーズ、ワイン、チョコレートなど特定の食べ物が誘因になる
事もあります。
どちらの頭痛も、頭痛の原因を探ることが大切で、
「どう言う環境のときに頭痛が来るのかメモをとる」
などして、頭痛の原因がわかったなら、
なるべくそれを避けるよう努力するのも、必要かもしれません。
頭痛が出始めてきましたら、緊張性頭痛の場合には、
首や肩にヘアードライヤーの温風を5分ほど当てると
改善する場合があります。
目を特に使うような生活が増えてしまった現代社会となってしまっていますので
頭痛の起こりやすい環境が整いすぎていますので、それなりの適切なケアをお勧めいたします。
、
当院では根本からの痛みに向き合い、あなたに適した施術を心掛けていきます。
(A.Kさん 薬剤師)
細かい作業や神経を使う仕事のため、
頭痛の頻度が高く、 良く頭痛薬を服用していました。
吐き気などはあまり無かったのですが、
片頭痛が酷く毎日の日課の様に薬に頼っていましたが、
「薬の服用のし過ぎで、より頭痛を強く感じる環境ができてしまう。」
という、 セミナーを受けてからは定期的にこちらにお願いするようになりました。
少しずつ服用量を減らしながら体を慣らしていき、
現在では月に3~4回の服用で落ち着いています。