DNAの構造は? | お顔のゆがみや花粉症対策なら【アトラス整体院】
DNAは「デオキシリボ核酸」の略称で、【ヌクレオチドが結合して出来た物質】を指します。
ヌクレオチドは
塩基、
糖(デオキシリボース)、
リン酸
が結合したものです。
塩基には
A(アデニン)、
T(チミン)、
C(シトシン)、
G(グアニン)
の4種類があり、
【AとT】、
【CとG】
は相補性により結合して、2重らせん構造を形成します。
ヒトでは、この「ヌクレオチド」が60億対連結して、鎖状となっています。
どの生物でも同じ構造のヌクレオチドを持っていますが、【A・T・C・Gの並び方(塩基配列)が違う】ため、異なる生物となります。
私たちが毎日食べている肉や魚、野菜、お米は「細胞から出来て」います。
もちろん核の中にDNAが含まれていますが、【他の生物のDNAを食べても大丈夫なのは、どうして】でしょうか?
実は食物中のDNAは、
「消化酵素ヌクレアーゼでヌクレオチドに分解されてから吸収される」
ので、食物中のDNAが私たちの身体に影響を及ぼすことはありません。
塩基は構造の違いにより、
プリン塩基(グアニンとアデニン)と
ピリミジン塩基(シトシンとチミン)
に分けられます。
プリン塩基(プリン体)は、肝臓で分解されると尿酸となり、痛風の原因となります。
ウニや白子、ビールの材料となる麦芽などの、細胞分裂がさかんに行われている細胞にはDNAが多く含まれているため、プリン塩基も多いのです。
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