ナイアシン欠乏症の「ペラグラ」とは!? | 【足のつり改善なら】アトラス整体院
イタリア語で【荒れた皮膚】を意味する「ペラグラ」は、18世紀のイタリア、南フランス、ポルトガルで大流行し、多くの人たちを苦しめました。
ペラグラは、激しい皮膚炎や慢性的な下痢、そして脳障害から認知症に至る「ナイアシン欠乏症(ニコチン酸欠乏症)」の一つになります。
現存する記録の中では【1735年にスペインで発症した記録】が最も古く、当時では「バラ病」と呼ばれていました。
その後イタリアでも大流行し、19世紀には【ヨーロッパ全域で発症】するようになりました。
20世紀初頭に入ると、「アメリカの南部で爆発的にペラグラが流行」し、「年間20万人が発症、1万人が死亡する」という凄まじい記録も出ています。
この病気は、古くから「トウモロコシを多く食べている地域で多発」していました。
それは、トウモロコシをひいた粉を主食とし、ほかの食物を摂取していない【偏った食生活が日常的に続けられていたのが原因】のようです。
ナイアシン(ニコチン酸)はタンパク質を含む食品に多く、カツオやサバ、レバー、豆類 、コーヒーなどの食材に含まれています。
また、体の中でも「トリプトファン」というアミノ酸と、ビタミンB2、ビタミンB6から生合成することができます。
トウモロコシにも、【ニコチン酸は比較的多く含まれていますが、トリプトファンが少ない】ので、主食が「トウモロコシだけの生活だと、ニコチン酸を補うことが出来ずペラグラに罹ってしまった」のです。
アメリカの公衆衛生局に勤務していた医学者ゴールドベルガーが、1926年に食物に含まれるペラグラ予防因子を【ビタミンPP】と命名しましたが、1937年にコンラッド・エルヴェージェムによって、その物質がナイアシンであることが判明しました。
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