肝臓生まれの「胆汁」の旅は・・・。 | 【足のつり改善なら】アトラス整体院
肝臓で作られた胆汁が、胆嚢を経由して十二指腸内に出されるまでの流れ道のことを
「胆道」
と言います。
肝臓内部の肝細胞でつくられた胆汁は「肝管」を通って、肝臓から出てくる
「左肝管」
「右肝管」
に集められます。
二本の肝管は、肝臓から出てからは、一本の「総肝管」となります。
この総肝管の途中に、胆嚢へと続く道「胆嚢管」があります。
胆嚢管の先には胆嚢があって袋小路になっています。
総肝管と胆嚢管が合流したあとは、「総胆管」となって十二指腸までつながっています。
胆嚢は、肝臓で作られる胆汁を一時的にためておく臓器です。
一番大きな内臓である肝臓に比べるとずっと小さく、10センチほどの袋になります。
内部には、50cc前後の胆汁が溜められます。
この小さな胆嚢の袋が、肝臓の下側のへこんでいる部分に、はめ込まれる様にしてぶら下がっています。
なぜ、胆汁は胆嚢に溜められるのでしょうか?
それは、胆汁に含まれる胆汁酸が、
「脂肪の消化を助ける消化液だから」
なのです。
食事で摂った脂肪分は、小腸で吸収できるように消化・分解しなければなりません。
脂肪の分解には、膵臓でつくられて十二指腸に分泌される「リパーゼ」という酵素が活躍しますが、リパーゼだけでは脂肪は分解できません。
そこで、胆汁酸が必要になります。
胆汁が脂肪分を乳化させて溶かすことで、リパーゼの消化力が発揮されるのです。
つまり、胆汁は空腹時にはあまり必要がなく、食後、特に脂っこい食事をしたときにこそ必要になるのです。
そこで、肝臓でつくられた胆汁はいったん胆嚢にためられ、タイミングをはかって絞り出し、十二指腸に送ることが出来るようになっているのです。
そのタイミングのきっかけになるのが、十二指腸などから分泌される消化管ホルモンの「コレシストキニン」です。
このホルモンが分泌されると、胆嚢はぎゅっと収縮して胆汁を絞り出し、十二指腸に送るのです。
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