「造血幹細胞」って!?

点滴

 

2011年3月11日に起きた「東日本大震災」では、発生した津波により福島第一原発は非常用発電機が水没、電源喪失状態に陥りました。

電気が止まってしまったために、原子炉内を常時冷やしている「冷却水」の機能が無くなってしまったがため、福島第一原発では充満した水蒸気によって原子炉建屋が水蒸気爆発で壊滅的なダメージを負いました。

その事故により原発内では放射線の汚染が進んだため、原発内での復旧作業に行かれる作業員の方々に対し、虎の門病院(東京都港区)が出発前に【造血幹細胞の事前採取】を呼びかけました。

それは、放射線の大量被曝に備えての【「造血幹細胞」を保存する態勢が整った事による呼びかけ】でした。
(ちなみに、受ける側には身体の負担が大きいので「局所麻酔での採取で約2日の入院になる」との事だそうです。)

この造血幹細胞を保存しておくと「もしも被曝してしまったとしても、それを使うことで身体のダメージを減らす事が出来る」そうなんですが、でも、この「造血幹細胞」って一体何のことでしょう?

それは「血球の祖先たる細胞」の事で、骨の中にある骨髄に造血幹細胞はたくさんあります。

とは言うものの、主に血球を造っているのは、

【頭蓋骨、胸骨、肋骨、脊椎骨、腸骨、上腕骨と大腿骨(体幹に近い方の約3/1)】

となっています。

「造血幹細胞が盛んに分裂を繰り返して一定の数を保つ」とともに、「成熟し、立派な血球となって毛細血管から」血液中へと流れ出します。

血液細胞である血球は、それぞれ寿命が異なり、【赤血球は約120日】、【白血球は数日から数年】、【血小板は8~10日】で壊れていきます。

白血球は組織へ移行してマクロファージとなったり、リンパ球のなかには、外部からの侵入者の特性を記憶し何年も生存するものもあります。

このため、原則として血管から外へ出ない赤血球や血小板に比べて、白血球の寿命は明確ではありません。

毎日、赤血球は「約2千億個」、白血球と血小板はそれぞれ、「約1千億個」が造られているそうですよ。

 

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