Rh(+)とRH(-)との輸血は!?
血液型がABO型だけであるのなら、この血液型さえマッチさせれば輸血しても問題はないはずですが、
同じ血液型同士の夫婦での輸血で異常が見つかった事がありました。
それは、血液型の発見から数年後となる1939年に、O型の夫から輸血を受けたO型の奥さんが2回目の輸血で異常な反応を起こす事に、
細菌学者で血清学者でもあるレヴァイン博士が着目したのでした。
単なる輸血の副作用と見過ごさずに、2回目の輸血で異常作用が起きた事にクローズアップしたのは、凄いですね~。
その後の詳しい検査で、ご主人がRh(+)、奥さんがRh(-)だった事が判明したのですが、本当に大事にいたらなくて良かったです。
ABO血液型の場合、「型が違うと初めての輸血でも重篤な副作用が起きてしまいます」が、Rh型の場合は、たとえRh(-)の人がRh(+)の人から輸血を受けたとしても、一回目なら問題はありません。
しかし、一度輸血を受けることによって血清中に抗体が出来てしまうので、二回目の輸血では、たとえ同じ人からの輸血でも異常反応が起きてしまいます。
ですからこれは、緊急時のみの対策となりますね。
ちなみに、日本人の99.5%がRh(+)だそうです。
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