「感染るがん」もある!?

悩み

 

日本人の死因で急上昇中の「がん」は、人から人へと感染する事があるのでしょうか?

実はがんの中には、「ウィルスや細菌の感染が原因となる」ものもあるんです。

その代表格が「胃がん」「子宮頸がん」「肝臓がん」です。

胃がんは「ヘリコバクター・ピロリ菌」、
子宮頸がんは「ヒトパピローマウィルス」、
肝臓がんは「肝炎ウィルス」が関係しています。

「胃がん」に関係する「ヘリコバクター・ピロリ菌」は、飲み水や食べ物から胃の中に入り免疫機能が弱い乳幼児期に感染し、そのまま胃に住みついて慢性的な胃炎を引き起こします。

これが胃がんの原因と言われています。

井戸水を飲み、冷蔵庫のなかった時代に乳幼児期を過ごした世代に感染率が高く、生活環境が整っている若い世代では減少しています。

水や食品の衛生状態が良い現在では、ピロリ菌を持っている人も減っていますから、胃がん患者も減ってきているそうです。

「子宮頸がん」は女性の子宮の入口部分に発生するがんで、女性のがんの中では、ワースト5に入るがんです。

性交渉で「ヒトパピローマウィルス」に感染することが原因なので、アメリカでは性病と認識されています。

でもこれは、コンドームの使用やワクチンの接種によって【ある程度予防することが可能】と報告されています。

また、家庭にお風呂が普及するようになったことも「患者の減少に一役買っている」ようですよ。

「肝臓がん」も、B型やC型の「肝炎ウィルス」が原因の感染型のがんです。

一昔前の肝炎のウィルスは、輸血によって感染するケースがほとんどでしたが、現在はウィルスに感染していない血液が輸血されるようになったので減少傾向にあります。

これらのがんは細菌やウィルスが原因ですが、「子宮頸がん」をのぞけば人から人へ感染ることは、まずはありません。

がん細胞は自分の細胞から生まれるものなので免疫細胞ががん細胞を「異物」と認識しにくいのですが、他の人の体からきたがん細胞は「異物」としてちゃんと攻撃してくれます。

つまり、「がんは他人のからだの中では生きていけな」いのです。

ですから、人から感染る心配はないそうですね。

 

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