1つで2役!?「二焦点眼鏡」 | 【一宮市本町の整体マッサージ】アトラス整体院

メガネ

 

近くの物にはっきりと焦点をあてる目の能力の調節能力は、年齢とともに衰えていきます。

よく知られているものとして「老眼」がありますが、老眼になると人は本などを読むときに、腕を伸ばしたりして離して読むようになります。

通常は1つのレンズで済むところなのですが、2つのレンズを組み込んだ「二焦点眼鏡」は、【各レンズの下の部分が老眼補正用】で、近くの物にピントを合わせてくれます。

一般には米国の政治家だった「ベンジャミン・フランクリン」が二焦点眼鏡の発明者と言われていますが、本当のところ「いつ」、「誰」が、発明したのかは、【はっきりとしたところは分かっていない】そうです。

フランクリン(と、他にも数名の方々)は、1760年代から二焦点眼鏡をかけていたと考えられていますが、二焦点眼鏡のことについてフランクリンが初めて言及しているのは、「1784年8月21日の手紙の中」で触れています。

フランクリンが二焦点眼鏡の宣伝に貢献したことは間違いありませんし、科学者としてだけでなく、視力が弱い者として二焦点眼鏡の機能を支える原理を理解していた様です。

フランクリンの二焦点眼鏡の各「レンズ」は、【2つの異なるガラスから成っており、19世紀末近くまで活用】されていました。

「ルイス・デ・ヴェッカー」が2つのレンズを1つに融合させる方法を19世紀末近くに考案し、製品化することに成功しています。

ちなみに「二焦点眼鏡」の呼び名は、1826年に「アイザック・ホーキンス」によって作られたものですが、これは「彼が考案した異なる3つのレンズが組み込まれた眼鏡、三焦点眼鏡と区別するため」だそうです。

ちなみに三焦点眼鏡では、遠くの物と近くの物に焦点が合っているときには、【中距離の物が見えなくなる問題を克服している】のだそうですよ。

 

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