【SARS】は歳をとるほど死亡率が高かった!? | 【足のつり改善なら】アトラス整体院
WHOは2002年11月に、中国広東省で
「非典型の肺炎が、発生しているらしい」
という、非公式情報を掴みました。
状況をはっきりさせるために、【中国政府に確かめようとしましたが、報道の規制もあり、詳細の報告が届きませんでした】。
2003年の2月になってから、中国政府はやっと
「非典型肺炎の患者が305人発生し、このうち5人が死亡した」
と発表しました。
しかし、この報告内容は、各国の中でも、【患者数や死者の数も少ない報告】でしたので、物議を醸していました。
中国では、
「医療体制の遅れや、発生した地方が分散していたため、全体の調査・把握が出来ていなかった」のと、
北京の軍関係の病院のように、「実際の患者数を少なく報告するなどのごまかしもあった為」とも、
言われています。
最初、WHOは【この肺炎を新しいインフルエンザ】(鳥インフルエンザ)ではないかと考えていました。
しかし、その後アジアの多くの国々へと感染が広がっていき、発病患者についてウイルスの追跡調査を行っていくと、
「インフルエンザのウイルスがどのケースからも見つからない」
ことが分かりました。
その結果、WHOはこの肺炎を暫定的に【ARS】(急性呼吸器症候群)と名付けました。
感染は、さらにドイツやカナダにも飛び火し、死亡者数も多くなってきたため、慌てたWHOは3月15日にこの病気を
【SARS】(重症急性呼吸器症候群)
と名付けて、世界に注意を喚起しました。
同時に、世界の研究機関に「ウイルスの特定も依頼」しました。
そこで、このウイルスが【コロナ・ウイルス科のウイルス】であることが分かったのです。
ですが、SARSウイルスは、「普通のコロナ・ウイルスでは考えられないほどの重症」を引き起こしてしまいます。
感染後の潜伏期間は、2日~7日ほどで、
発症すると38℃以上の発熱の後、
悪寒、
頭痛、
筋肉痛、
震え
などを引き起こします。
大部分の患者は1週間ほどで回復しますが、【14%~15%程度が死亡】しています。
この致死率は、歳を取るほど高くなり、「65歳~74歳では43.7%」になりました。
逆に、乳幼児ではほとんど患者はなく、重症例や死亡例も出ていません。
SARSが猛威を振るった2003年の1月から4月にかけ、中国から拡がり、香港や台湾、カナダなどの世界29ヵ国で、WHOが7月に終息宣言を出す間に、
【患者数は8000人を超え、死亡者は774人に上った】
そうです。
ちなみに、感染源は「ハクビシン」と言われていましたが、【最近の研究ではコウモリが有力】とも言われています。
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