実は優等生!?焼き魚に付いてくる【はじかみ生姜】

焼き魚に、大根おろしと並んで添えられているのが多い、赤くて細長い【はじかみ生姜】。
金時生姜の種から育つ芽生え(葉生姜)は「矢生姜(はじかみ)」と呼ばれ、この赤色が料理の彩りを添えてくれます。
香り成分の「ガラノラクトン」が豊富で、香りも辛味も鮮烈な金時生姜(きんときしょうが)ですが、日本独自の小型生姜品種です。
通常の生姜より香りと辛味が非常に強く、切り口が濃い黄色、新芽が鮮やかな赤色なのが特徴です。
ガラノラクトン以外にも「ジンゲロール類」を豊富に含んでいるので、体を温める効果も高く、冷え性改善や免疫力サポートに注目されています。
しょうがは、日本最古の医学書である「医心方」(いしんぼう)にも記されており、むかしから
「痰を切り、気を下げ、風邪を治す」
と、重宝されています。
しょうがに含まれている「ポリフェノール」には抗酸化作用もあるので、魚の脂肪が酸化するのを防いでくれますから、
●老化抑制
●認知症予防
に役立つとされる「DHA」や「EPA」が酸化するのを防ぐ働きが期待出来ます。
DHAやEPAは老化防止のほかに、「血栓や動脈硬化を防いだり」「体内でコレステロールを作りにくくする」性質もあるのです。
魚の脂まみれになった口の中を、さっぱりとリフレッシュしてくれる効果もありますが、それだけではない優秀な食材だったのですね。
ちなみに金時生姜は、薬味やお茶、料理、入浴剤など幅広く利用され、特に愛知県稲沢市が有名産地です。


