【関節リウマチ】の典型的な初期症状には…

2026年2月1日頃の報道で、高市早苗候補者が選挙活動中での支援者とのハイタッチ中に、腕を掴まれ強く引っ張られた事により持病である「関節リウマチ」が悪化し、手の一部が腫れるというアクシデントがありました。
以前は「慢性関節リウマチ」と呼ばれていましたが、2002年からは「関節リウマチ」と名称が正式に統一されています。
この関節リウマチですが、
「からだのいろいろな部分での、関節の腫れと痛み」
が主な症状になり、その現象が長期間にわたり続きます。
また、さまざまな身体のトラブルも引き起こしていきますので、日常生活にもいろいろな制限や支障が伴ってくる病気にもなっています。
病気には、その病気を疑わせる比較的にはっきりとした症状をあらわすものもありますが、関節リウマチの場合は
「特別な自覚症状がないまま、じわじわと発病してくるのが特徴」
となります。
●なんとなく疲れやすい
●熱っぽい
●からだが怠い
などの、はっきりとしない状態が続く事もありますが、そのうちに
「朝の起床時に、手や足のこわばりで動かしにくく感じる」
ようになって来ます。
じつは、この「朝のこわばり」が、関節リウマチに悩まされている人の多くが経験する「典型的な初期症状」と言われています。
このこわばりですが、毎日必ず起こるわけではありませんが、朝だけではなく、お昼寝のあとや、長時間座っているなどの固定姿勢を取っていたあとにも起こる事可能性もあります。
起きて動き出したり、指の曲げ伸ばしをしている内に、そのこわばりも取れてしまうことが多いのでそれほど大袈裟に感じられないかもですが、この「関節のこわばり」こそが、関節リウマチの大事なチェックポイントになっています。
このこわばりは関節に起こっている炎症が原因ですが、炎症の度合いが割合強い場合には、炎症の進行にしたがって朝だけでなく午前中いっぱい続いたり、場合によっては一日中続いてしまう事もあります。
進行が進んでくると、だんだんこわばっていた関節が腫れるようになり、手足の指や手首といった身体の末端の小さな関節から腫れてくるようになるのがほとんどのようです。
しかし、膝や肘、肩、股関節といった大きな関節から腫れてくる事もあるそうです。
腫れた部分の関節は、「なめらかな紡錘状」(中央が太く、両端にいくほど細くなる状態)をしているのが特徴で、「触るとゴムのような弾力」がありますが、「上から押さえると痛み」が走ります。
この腫れと痛みは、右の指や手首にあらわれると、反対側の左にもあらわれるという具合で、「左右対称にあらわれる」のも関節リウマチの特徴になります。
天候や気温に左右されるのも特徴で、患部が寒さや冷えにさらされたり、湿気にあうと症状を強く感じるようになります。
ちなみにですが、「指先から2番目や3番目の関節が腫れたり熱を持つ」ことが関節リウマチの特徴で、指先から1番目が腫れてくるのは「変形性骨関節炎」(ヘバーデン結節)が多いと言われています。

