抗酸化作用のプッシュアップ【オリーブオイル+トマト】

オリーブオイル+トマト

 

イタリア料理として代表的な、パスタ。

 

そのパスタ料理に欠かせないオリーブオイルですが、日本の場合では家庭に常備している家庭も多くないでしょうから、普段ではサラダオイルを使っている方も居らっしゃると思います。

 

普段使いでは良いと思いますが、出来たら「トマトを使う料理」の時だけでも、オリーブオイルを使われる事をオススメしたいです。

 

何故なら、トマトの赤い色素に含まれている「リコピン」の吸収率を、オリーブオイルが格段に向上させる事が出来るからなのです。

 

トマトの優れた薬効は古くから知られていて、

「トマトが赤くなると、医者が青くなる」

という言葉も出来上がっています。

 

完熟トマトには、「カロテン」や「ビタミン」、「カリウム」が豊富に含まれています。

 

そして何よりも特筆するべき事としては、赤色色素のリコピンです。

 

リコピンは「カロチノイドの一種」で、むかしは重要視されてはいませんでしたが、近年になって、「非常に強い抗酸化作用」を持っている事が確認されてからは、

「生活習慣病の予防」

「老化防止」

に役立つとして、脚光を浴びる栄養素となりました。

(ちなみに、リコピンの抗酸化作用は、ビタミンEの100倍、βカロチンの2倍とも言われています)

 

この抗酸化作用により、老化やがんの原因となる「活性酸素」を抑えていきますが、ビタミンEを併せて摂取をしていくと、さらに効果を高めていく事が出来ます。

 

オリーブオイルに含まれている「オレイン酸」は、血中のコレステロール値を下げる働きがあります。

 

また、酸化しにくい特徴を持っている事から、発がん性のある「過酸化脂肪酸」を作りにくいとも言われています。

 

オレイン酸含有量は、オリーブオイルが約70%、ごま油が約40%、菜種油約61%と各種オイルの中でも、オリーブオイルがもっとも高い含有量である事が分かります。

 

ですので、トマトにオリーブオイルを使って健康維持に努めていきたいですね。

 

 

 

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