虫歯になる法則とは…

誰でも虫歯になった経験があると思います(なかには全く虫歯が無いっていう強者も居るかも…)が、この虫歯は一体どの様にして出来上がって行くものなんでしょうか?

けっして「歯を磨かないから」や「甘いものを食べたから」とかだけでなく、ちゃんと【虫歯になる法則】があるそうなんです。

その法則とは、①宿主(歯)②基質(食べ物、糖質)③微生物(歯垢)の3つが関係しています。(虫歯の3点セットですね…)

私たちが毎日摂っている食事の中で、食べ物の中の糖質(砂糖やデンプンなど)が歯に付いている歯垢とくっつくと、「酸」が出てきます。この酸が歯を溶かす事によって、虫歯となっていくのです。
ここで問題になってくるのが【歯垢】です。
実はこの歯垢、ちょっと問題児でして…その正体は、「歯にこびり付いたネバネバに虫歯菌がくっ付いた物」なんです。
試しにご自分の舌で歯をこすってみて下さい。ネバネバやザラザラとした感じはしてないでしょうか?
もしも有れば、それが虫歯の元凶になります。

口の中には約400種類もの細菌がいると言われていて、この中の「ミュータント菌」がネバネバを作る基になります。
ミュータント菌は歯の表面のつるつるしたところにくっ付く性質があり、口の中に侵入してきた「砂糖」を栄養にしてネバネバ(粘着質のあるデキストランという物質)を作ります。
虫歯菌はこのネバネバが大好物なのでそこから離れようとはせず、歯垢を取り除かない限り増殖していくのです。

ですから、虫歯にならないポイントとしては、【歯に付いたネバネバを取り除く事】が主軸になっていきます。

歯のネバネバを取る
食事をする時に歯にネバネバ(歯垢)が付いてなければ虫歯にはなりません。
そこで食事前の歯磨きも重要になってきます。

虫歯になりやすい食べ物を摂取しない
歯垢があっても酸を作る原因になる食べ物(糖質)が口に入らなければ虫歯も出来ません。
でも食事をしなければなりませんので、虫歯が出来やすい「砂糖類」「パン」「ご飯」などのデンプン質は避ける様にするのも良いですね。

丈夫な歯を作る
虫歯になりにくい丈夫な歯を作るためにも、小さな頃から栄養のバランスを考えた食事を心掛け、よく噛んで歯や顎を強くしていくのもオススメですね。

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