【カニ+柿】旬の食材なのに、タッグはNG!?

忘年会やお正月などに大人気の「カニ」。
生で食べても、焼いて食べても、鍋で煮込んでも、どれでも美味しくて食が進みますよね。
高級食材の代表格に位置しているカニですが、味だけではなく栄養的にも優れています。
美肌効果や滋養強壮にも役立つ「亜鉛」や「タウリン」が豊富、しかも低カロリーなのに高タンパク質のお陰で、たくさん食べても太りにくいという恩恵もあります。
ここまでのデータを見ると非常に魅力的な食べ物なのですが、実は大きな落とし穴があるのです。
それは、「身体を冷やす作用がある」という事です。
むかしから確認されていたらしく、なんと16世紀に中国で書かれた薬膳書にも「カニの冷やし作用」について記述されてもいます。
なので、食べ過ぎて胃腸を痛めるのを防ぐためにも
「生姜やネギ、酢など身体を温める効果と殺菌効果のある食材を一緒に食べる事」
と、推奨されていました。
ですので、冷やし効果が高いカニを食べた後に、時期的に食べ頃でもある「柿」を食べたりするのは最悪の食べ合わせになります。
(柿は体が冷えるだけでなく、消化もあまりよく無いので…)
他にも、冷やす作用があるものとしてキュウリやトマトなどの夏野菜や、メロンやキーウイなどのフルーツもありますので、カニを食べたあとのデザートにはご注意下さいませ。

