ビタミンB1の吸収を高める【玉ねぎ】

「玉ねぎ」は中央アジアが原産で、日本には江戸時代に入ってきたそうです。
玉ねぎを調理する時に「鼻にツンと来て、涙が出る」事がありますが、それは臭気成分である「アリシン」(硫化アリル)という物質によるものです。
アリシンには特有の辛味と香りがあり、甘味や風味を料理につけたり出来ますが、「薬効」もある物質になります。
もっとも重要な働きとしては、活力を生み出す
「ビタミンB1の吸収率を高める」
事になります。
ビタミンB1の吸収を高め、
●新陳代謝を促進
●体力アップ
●疲労回復
●集中力の低下予防
●夏バテの改善
などに有効に働いてくれます。
ほかにも、「胃の消化液の分泌を助ける」、「食欲を増進させる」、「発汗作用がある」などがありますが、最近では
●血液の固まりを溶かす
●血液中の脂質の量を減らす
などの働きがある事も分かって来ています。
また、玉ねぎが高血圧に優れた効果があると言われているのは、皮の黄色い色素の「ケルセチン」(クエルセチン)によるものですね。
皮がパリパリと乾いていて、丸くて首の細い玉ねぎが良いのですが、玉ねぎから芽が出ているものや、カビの生えているものは避けて下さい。
ちなみにですが、薬効成分のアリシンは「長く水にさらす」「加熱をする」と効果が薄れてしまいますので、用途によっての使い分けをしていきましょう。

