USJのバイオハザード・ザ・リアルにチャレンジしてきました。【一部ネタバレ注意】
この夏、USJで「スパイダーマン4D」や「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」と並び、 人気を争う「バイオハザード・ザ・リアル」に挑戦してきました。
バイオハザードと言えば、昔のセガ・サターン(SS)やプレイステーション(PS)で、 怖い思いをしながらも一時期かなり嵌まっていたゲームでした。
T-ウィルスの感染によってゾンビ化してしまった街「ラクーンシティ」が舞台となっていて、 「そこから無事に生還する」というアトラクションですが、生還率は「ほぼ0%」。
先日の8月9日に「女の子たちの4人グループが初めてクリア出来た」というニュースを 見ましたが、続いての生還者は「それ以降まだ出てはいない」様です。
「家族で参加しよう」と誘ったのですが、娘2人には断られたので、 妻と一緒に「ブックレット8」を購入してトライする事に決定。 (バイオハザード・ザ・リアルのパスが付いているので)
届いたチケットが「夕方PM4:30~PM5:00まで」のチケットだったので、 それに合わせて初日のパーク内での行動を計画。
「世界の軍隊も採用している」という話のシューティング・システムを使っているらしいので、 妻と一緒にTVゲームで特訓し、30発しかない弾のムダ撃ちをしないよう練習を重ね、いざ本番へ。
「バイオハザード」の入り口を通る時に手渡された指令書(?)には、 「建物内の見取り図」や、感染レベルを表す「ゲージパネルの注意事項」、 そして楽しくアトラクションを楽しむための「禁止事項」(ゾンビを銃等でなぐる行為etc) が記載されていました。
その指令書は、2階に昇った所にいるクルーに没収されてしまったので、 今思えば、「写真に撮っておけば良かった」と後悔しております。
参加人数の確認のあと、指示された手前の列に並び、 ゲートが開くのを妻と雑談しながら待ち、少しでも緊張をほぐそうと努めました。 (列の先頭だったので...。)
ゲートが開き中に入ると、そこはガンショップ「KENDO」。
そこで、アンブレラ社クルーから【ここから脱出するための武器】として、 箱に入った銃とつながっている感染レベルのゲージパネルを
「早く取りなさい!!」
と命令口調で指示をされ、「利き腕にゲージパネルを装着する様」求められました。
「説明もそこそこ」に、次のステージへさっさと送り出されるのですが、 入った瞬間からそこはもう、「ゲームで見たような荒廃した街」が・・・。
正面から迫るゾンビや、壊れた車の陰に隠れていたゾンビの登場の仕方といったら、 もう「鳥肌もの」です。
思わず銃を連射しそうになるのを必死に押さえ、 よく狙いをつける為に膝立ち姿勢でゾンビの眉間めがけて、まずは初弾を発射。
でも、止まる気配がないので、もう一発撃つと倒れて行きました。
戦うのが目的ではなく、逃げるためのアトラクションなので、 進路上に出現するゾンビを倒しながらさっさと前に進んでいくと、 後ろのほうから妻の悲鳴が・・・。
どうやら、横や後ろからもゾンビが出現してきた模様。
あまりゾンビに近付かれると感染するリスクが高くなるので、 距離がある内に倒すようにしていたのですが、 メンバーが来るのを待つ間に(どうやら一人だけ先行し過ぎた様で・・・) 一定時間が過ぎると、せっかく倒したゾンビがまた立ち上がって来るので、残段数も減る一方に・・・。
妻からの「感染ゲージがヤバイ」の声で、 自分もグリーンからオレンジにゲージの色が変わっているのに気が付きました。(汗)
一通り安全と思われる場所で、メンバー同士感染ゲージや残弾数の確認をすると、 まだ自分が「マシな方」だったのでそのまま先頭として進み、 かろうじて残弾3発、感染ゲージがオレンジの点滅の状態でクルーのいる小部屋まで到着。
「やっと補給が受けれる」と思って安堵したのも束の間、 ボスキャラと思われる「ネメシス」に突然襲撃されました。
クルーが自分の身を挺して戦ってくれましたが、 旗色悪く「メンバー全員、銃で応戦しろ」との命令で、 襲ってくるモンスターに全弾使用する羽目に・・・。
「弾切れ&感染ゲージレベルも赤色点滅」へとなってしまったため、 「これでお終いか・・・。」と観念した矢先、 クルーが扉を開けて次のステージに。
そこがどうやらチェックポイントだったらしく、 感染レベルによって「あなたは、こっちへ。」「あなたは、あちらへ。」と、 進むルートを振り分けられました。
僕たちグループは皆「感染者」として、ワクチンを取りに行くルートへ強制的に送られ、 また説明もそこそこ、弾の補給も受けれないまま進まされました。
ほとんど全員、弾もない状態のまま進む事約10秒ほど、 狭い一本道で前から迫り来るゾンビを見て戦慄が走りました。
弾も無いため、 意を決してゾンビの脇を潜り抜けて脱出を試み曲がり角まで到達しましたが、 どうやらその時感染が進んだらしく、ゲージの中央に青いライトが点灯。
そして、その後ゲージは「オールレッド」となってしまいました。
そのまま通路に居ると、他のメンバーも同様の状態で追いついて来て、 皆で通路を進む事に。
進んだ先にはクルーがおり、
「お疲れ様でした。銃はこちらにお返し下さい。」
と、にこやかに迎えてくれました。
動きがリアル過ぎて怖かったですけど、楽しかったです。 (後で、滝のような汗が出てしまいましたが・・・。)
もしも挑戦される方がいらっしゃるなら、つまらないアドバイスとしてですが、 ゾンビを撃って相手が倒れたなら、さっさと全員で先に進んだほうが断然良いですよ。
個人のスタンド・プレーよりも、チーム・プレーで進んだ方が、 生還率は確実に高くなる様です。
すばやく通過した方が、出現してくるゾンビの数も少ないので、 ステージ1では「チャッチャと」進みましょう。
バイオハザード・ザ・リアルの開催期間は11月10日(日)までですが、 9月の9日~12日の間は休止、 13日以降からは、金曜日・月曜日・祝日のみの開催となるようですし、 10月31日のハロウィンの日も開催されます。
待ち時間短縮が出来る「エクスプレスパス」があったのと、 ちょうど大雨が大阪を襲った8月25日(日)でしたから、 寒かったですが割りとスムーズにパーク内を満喫することが出来ました。
後、バイオハザード施設内では荷物預かりはありませんので、 荷物はロッカーに預けるか、仲間に預けるか等して、 身軽な状態で挑みましょう。
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