スズメの出身は!? | 【足のつり改善なら】アトラス整体院
私たちの生活の中で、最も身近な野鳥である【スズメ】。
昔話の中にもスズメが出てくるほど、日本にとってはメジャーな鳥ですが、スズメを詳しく研究してみると、どうやら「外国から来た鳥」なのだそうです。
驚くというよりも【本当にそうなのか?】と思ってしまいますが、どうやらスズメは
「アフリカにルーツがある鳥」
のようなんです。
現在スズメには世界が【16種】(15種説もあり)いて、そのうち「7種がアフリカ」にいます。
元々スズメは、
【サバンナのような半乾燥地の草原で、草の種子を食べる鳥】
なのだそうです。
ですから、日本のように「ほとんど森林に覆われていた自然」では、スズメが生息していける環境とは言えません。
実はスズメは、【都会よりも田んぼや畑のある田舎に多く生息】しています。
「イネを食べる害鳥として昔からスズメは有名」で、農地と密接に関係してスズメは暮らしています。
森林国であった日本では、草原はあまりなく、農耕が渡来した【縄文後期~弥生時代に森を切り開いて農耕地を開拓】してきました。
スズメは、「農耕が行われるようになると同時に、人との協調的な生活が始まったのではないか」とも考えられています。
害鳥と言われていますが、お隣の中国では1955年より行われた【四害追放運動】により、ネズミ、ハエ、カとともにスズメを撲滅させるという計画が実施(年に11億羽以上捕獲)されましたが、その結果、「全国的に害虫による凶作」になってしまいました。
スズメが居なくなってから初めて、【スズメが害虫駆除に大きな役割を果たしていたことが判明】し、中国では1960年からその対象からスズメが外されることになります。
ちなみに、スズメの語源については、
「スズ」は鳴き声を、
「メ」はカモメやツバメのように群れをなすことを指している
と言われています。
でも、普通は【チュンチュン】と聞こえている気がしますけど…。
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