魚をよく食べている人に、【リノール酸】は・・・。 | 【一宮市本町の整体マッサージ】アトラス整体院
1980年代には、
「総コレステロール値を下げるため、リノール酸の多い植物性油脂を利用したほうが良い」
と言われ、リノール酸がもてはやされた時期がありました。
しかし、総コレステロール値を下げる効果は、【リノール酸の摂取開始直後のわずかな期間に限定される】ことが明らかになりました。
加えて、「リノール酸のとりすぎがHDLコレステロールを減らしてしまう」ことが分かり、動脈硬化を促す可能性も指摘されるようになりました。
ですが、
【バターやラードは使わず、リノール酸を多く含むマーガリンや植物油に切り換えたほうが良い】
という考えは一般の人なかに根強く、いまだに
「リノール酸が心臓病を予防する」
と、信じている人も少なくないそうです。
さらに、リノール酸のとりすぎによって、【アレルギー症状が悪化】したり、【炎症性の病気に掛かりやすくなったりする】という報告もあります。
リノール酸は体内で代謝されますが、「その過程で作られる物質には炎症を促進させる作用があります」。
日本人のリノール酸摂取量は、【戦後の脂肪全体の摂取量の伸びと共にかなり増加し、二倍程度になっている】と言われています。
この変化が、「子どもや若い人を中心にアレルギー性の病気が増えていることと関連がある」とみている専門家もいます。
ほかにも海外での疫学調査では、
【リノール酸のとりすぎが、発ガンを促進する】
といった報告もあります。
「日本人はもともと魚をよく食べるので、リノール酸に代表される多価不飽和脂肪酸の摂取を取り立てて積極的に行う必要はない」と言われています。
いま、注目を集めている魚介類に含まれる多価不飽和脂肪酸の【ドコサヘキサエン酸】(DHA)や【エイコサペンタエン酸】(EPA)の効用も、欧米の疫学調査で認められた知見であって、日本人におけるものではありません。
「飽和脂肪酸を減らして多価不飽和脂肪酸を増やそうという動きは、摂取する食品の多様性が失われる」ので、おのずと脂肪の摂取にも偏りが出てきます。
食文化のまったく異なる日本に、その考えをそのまま当てはめる事は、賢明とは言い難いそうですね。
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