自覚症状がほとんどない、【爪白癬】は・・・。 | お顔のゆがみや花粉症対策なら【アトラス整体院】
爪も水虫に冒されることがあるのをご存じでしょうか?
爪の水虫は、カビの一種である【白癬菌が爪の中に住みついたために起こる感染症】で、「爪白癬」と言います。
健康な爪は、きれいなサクラ色をしていますが、爪白癬にかかると爪は【白く濁った】り、【黄褐色に変色】したり、【厚くなって】いきます。
さらに、「爪は脆くボロボロと崩れ落ちるようになります」。
女性にとっては見た目が悪いので人前では素足をさらせない等、美容面からも気になります。
ただし、爪白癬は足の皮膚に起きる水虫とは違い、【痒いといった自覚症状はほとんどありません】。
ですから、爪の異常に気づいてもかゆみがないので、
「大したことはないだろう。」
と、そのままにしている人が多いのです。
実際、お医者さんも目で見ても診断できず、【爪のかけらを顕微鏡で見て診断】しています。
治療をしないで放置していると、「白癬菌はほとんど増殖を続けていきます」。
こうして症状が進むと、爪が厚くボロボロになって変形するために、靴を履くと痛みが生じるようになります。
実は、【爪白癬は巻き爪が原因で引き起こされることが多い】のです。
実際、爪白癬の人の多くは巻き爪をしています。
巻き爪は、「軟部組織と離れて爪の先が浮き上がり、爪も乾燥」しています。
これは、白癬菌にとって侵入しやすく、実に居心地が良いのです。
この白癬菌は爪の成分である【ケラチン】を栄養源にして繁殖していきます。
つまり、「巻き爪は爪白癬にとって格好のすみか」と言えますね。
爪白癬があると、その爪は白癬菌の発信基地となり、足の皮膚に広がったり、同居している他の人にもうつる恐れもありますので、【爪の異常に気づいたら専門医に診てもらいましょう】。
いまは白癬菌によく効く治療薬が開発されているので、治しやすくなっているそうです。
ちなみに、塗り薬ではなく「飲み薬」(内服薬)となります。
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