食中毒や食あたりの予防には・・・。 | 【一宮市本町の整体マッサージ】アトラス整体院
災害時などのサバイバル状態での「食」で、最も気を付けなければいけないのが
食中毒
食あたり
です。
軽いものでも腹痛、下痢などを起こしますし、「フグ毒やトリカブト」などによる食中毒なら、高い確率で死に至ります。
食中毒の症状の一つである下痢は、大量の水分を体外に排出してしまうので、【脱水症状下にある時や水の補給がままならない時には、特に注意が必要】です。
食中毒の原因は、
・「赤痢」や「コレラ」などのウイルスによるもの、
・【サルモネラ菌】や【腸炎ビブリオ菌】などの微生物によるもの、
・「農薬や水銀などの重金属化合物」などの有害物質によるもの
など、さまざまです。
赤痢などの【ウイルス被害】や、重金属化合物などによる「化学的被害」は、個人レベルでは発見・予防が難しいので、私たちとしては、微生物による被害を最小限に食い止めることを考えて行動したいものです。
食物の腐敗、微生物の繁殖を抑えるために大切な事は、
①水分
②温度
③酸素
の管理です。
①水分
水分が多ければ、【菌の繁殖率も高く】なります。
保存食を乾物、塩漬け、燻製にして食材中の水分を減らすのも、このためです。
②温度
15~25度といった、人間が最も暮らし易い温度は、実は「菌も暮らし易い」のです。
予防法としては、【冷凍や冷却】によって菌の繁殖は抑制出来ますし、「75度で1分間の加熱」をすることにより、ほとんどの菌を殺すことが出来ます。
サバイバル状況下でも熱源が確保されているのであれば、【食材は煮る・焼くなどによって、確実に加熱する】ことをお勧めします。
魚や野生動物のように「寄生虫」の心配がある物も、この方法で害を防ぐことが出来ます。
③酸素
腐敗というのは、化学的に見ると【酸化】(酸素との結合)であるので、真空パックや脱酸素剤の使用が腐敗を防ぐ有効な手段となります。
ですが、「食物の水分中にも酸素があります」ので、ご注意を。
消化不良や食あたりは、
【ふだん食べ慣れていない物の、過剰摂取によることが多い】
と言われています。
一般に「食べ合わせ」と呼ばれるものは、「脂肪分の過剰摂取」と【冷却あるいは酸による凝固】が原因となる事が多く、
「天ぷらとかき氷」
【ウナギと梅干し】
などが、正にソレに当たりますね。
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