働き者の「肝臓さん」をいたわるための食生活 ~その②~ | 【足のつり改善なら】アトラス整体院

手足

 

肝臓をいたわるための食生活として、

①良質のタンパク質をしっかり摂ること

体内に欠かせない必須アミノ酸は、卵・牛乳・肉類・魚介類などの動物性タンパク質に多く含まれています。
植物性タンパク質としては、豆腐・納豆などの大豆製品が良く、どれも肝臓の再生に欠かせない栄養です。

②ビタミン・ミネラルを十分に摂ること

肝臓はさまざまな物質の複雑な化学合成を行っていますが、そのときに大量のビタミン・ミネラルを使います。
とくに糖質や脂質の代謝に関係するビタミンB群を十分に摂ることが必要です。

また、ビタミンCも肝臓にとって重要なビタミンですから、こまめに摂取できるように工夫しましょう。

他にも、脂溶性ビタミンであるビタミンA、E、D、Kも不可欠です。

ミネラルとしては、肝細胞の再生に必要な亜鉛、肝細胞の機能を維持するセレンが重要で、これらが

「肝臓に障害を与える有害物質を抑えている」

と言われています。

③脂肪は新鮮な植物性油脂を、控えめに

脂肪の代謝は肝臓の大切な仕事の一つなので、肝臓病では控えることが第一とされています。

ただし、体内でつくることのできない必須脂肪酸は、食事で摂らなければなりません。
必須脂肪酸は植物性油脂に含まれていますので、動物性の脂肪をできる限り少なくし、植物性の油を毎日少しずつ摂るようにしましょう。
(1日約40g)

④炭水化物は適度に

糖質は、すぐに使えるエネルギー源として、生活のなかで欠かせないものです。

しかし、ご飯を主食とし、麺類や甘いものも好む日本人には、糖質が欠乏するようなことはほとんどなく、逆に摂りすぎて肥満に陥る危険のほうが高いそうです。
食べ過ぎた炭水化物は脂肪に変換され、体脂肪に蓄積されます。

肝臓では、脂肪肝の危険も高くなりますので、摂りすぎない注意も必要です。

⑤肝硬変がある場合は、塩分を控える

肝硬変の状態では、肝臓がアミノ酸を処理する機能に異常が起こっているため、塩分や水分を摂りすぎると腹水がお腹にたまり、肝硬変がより悪化します。

⑥アルコールに注意する

慢性肝炎などでは「禁酒」を指示される事がありますが、慢性肝炎は悪くすると肝硬変まで進み、肝がんの危険も高まりますから、これはぜひ守りましょう。

の6つが、あげられています。

 

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