内臓にしっかり働いてもらうには!?
内臓をうまく働かせるには、「腹圧の調整」が大切になります。
お腹の内側は、チューブ状の筋肉の膜で覆われていて、下は骨盤につながっています。
内臓を前から押さえている「腹直筋(肋骨から恥骨にかけて左右に伸びている)」の力が弱いと、
腹圧が前にかかりお腹が出てきます。
これは、上下の力ではなく前後へと働く力なので、
内臓を圧迫していきます。
身体を横たえた状態でお腹をへこませた時、
「肋骨がわかるくらいに、へこむかどうか」が、判断基準となります。
ちなみに、「肋骨がわかるくらいまで、へこまない人」は【レッドカード】となりますので、ご注意を。
太っている人や体脂肪率の高い人は、「腹圧が、ぱんぱん」となってしまうので、背筋が引っ張られます。
それからお尻も上がってくるので、「出っ尻」&「出っ腹」の出来上がりとなってしまいます。
そして、背骨が引っ張られるために「腰痛へと繋がってしまう」のです。
「圧力が高いので、内臓がうまく働けるような余裕がない。」
「圧迫されるので、横隔膜がきちんと動かず口が開きにくい。」
などの症状が、太っている人には多く現れています。
腹圧が高く横隔膜が動かないと、呼吸は浅い状態となり、
息苦しさから気道を開こうとするあまり自然と顎も上がり、いつも「ハアハアとした呼吸」をするようになるのです。
また、「横隔膜が動かない」と、いろいろな不調もあらわれます。
鼻呼吸ではなく口呼吸が多くなるため風邪を引きやすくなったり、
喘息のような咳も出たりするので、心臓にも悪影響を及ぼします。
心臓に問題のある人は、「食べ過ぎると左肩に痛みが出る」という関連痛がありますが、これは
「横隔膜と付着している心臓が上に押し上げられる反応」
として、「肩の筋肉の神経との連動で出るもの」と考えられています。
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