「理想的な腹圧」にするには・・・!?
腹圧を理想的な状態にするには、どうすればいいでしょうか。
それは、
「食生活を改善すること」と「呼吸法を変えること」、
の2つを変えることが重要です。
まずは第一に、「食べ過ぎないこと」です。
脂肪分や脂っこいもの、辛いものの摂りすぎもよくないのです。
よく「唐辛子系の辛さが発汗を促すので、体に良い」と勧められて、 辛いものばかりを食べる人もいますが、食べ過ぎは逆に身体に負担をかけてしまいますから、ご注意を。 (もちろん、甘いものの摂りすぎもNGです。)
改善するためにも、日常的に食物繊維を多く摂りましょう。
巷では「ファーストフード」や「ジャンクフード」が溢れかえっていますが、 素材や産地、製法にこだわっている「自然食」もありますので、そちらも活用するのも良いかも。
もちろん、こちらもしっかりと量をコントロールすることを忘れてはいけません。
第二に、 横隔膜が動く「腹式呼吸をする」です。
実際に腹式呼吸がしっかりと出来る人は、 「骨盤まわりの筋肉や腹直筋が発達」しています。
ここの筋力が弱くあまり機能していないと、 酸素も入ってこないので、呼吸の能力も落ちてしまいます。
ゆったりとした深い呼吸のためには、腹圧をよい状態に心がけ、 横隔膜がしっかりと動くようコントロールする必要があるのです。
どうして「呼吸の仕方に気を遣う必要があるのか」と言うと、 私たち【ヒト】は、呼吸をつかさどる筋肉(横隔膜)が、
「体壁系の筋肉から発生している」
からなのです。
放っておいても自動的に動き続けている「疲れ知らずの内臓筋」ではないので、 腹圧や筋膜のねじれ、あるいは精神的なストレスで、 横隔膜の動きは大きく変わってしまいます。
もう少し詳しく言うと、 人は横隔膜という「吸うための専用筋」は持っているのですが、 「吐くための専用筋」というのは持っていません。
実は腹筋が、その機能を兼ねているのです。
ですから身体のバランスを崩してしまうと、 過呼吸を起こしやすくなりうまく息を吐ききることが出来なくなってしまうのです。
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