身体の免疫は・・・。
身体に侵入してくる細菌やウィルスを排除するシステム=免疫機能が、「はしか」や「おたふく風邪」などの感染症にかかると働きます。
免疫には、 生まれつき持っている自然免疫と、 生まれてから身につけていく獲得免疫と があります。
獲得免疫には、 母乳などによって母親から貰うもの、 様々な感染症にかかって身につけるもの、 予防接種や免疫物質の注射等で獲得するもの があります。
病原体が身体に侵入すると、まず好中球やマクロファージが集まり、病原体を次々に食べて殺します(貪食作用)。
また、リンパ球のNK(ナチュラルキラー)細胞は、ウィルスに感染した細胞やがん細胞などを攻撃して処理します。
マクロファージは、取り込んだ病原体のかけらをリンパ球のヘルパーT細胞に報告します。
するとヘルパーT細胞は、細胞分裂して数を増やしつつ、 リンパ球のB細胞に病原体の情報を伝え、抗体という武器を作らせます。
B細胞は抗体を大量生産して放出、病原体を攻撃します。
またヘルパーT細胞は、 リンパ球のキラーT細胞に、 病原体に感染した細胞を攻撃するよう指示を出します。
この総攻撃によって病原体を撃退すると、リンパ球のサプレッサーT細胞が攻撃終了を宣言します。
B細胞は、過去の病原体の攻撃を覚えてるので、 2度目以降の攻撃に対しては、T細胞の指示なしで、速やかに攻撃・排除します。
そのため、「その病気は発症しない」か、「ごく軽症で済む」のです。
今更ですが、カラダって凄いですね。
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