近未来的なお話の「ロボット手術」は!?
日々進化を遂げている現代医療の中でも、近未来的な遠隔手術のひとつとして【ロボット手術】があります。
無機質なロボットに「命を左右するかもしれない手術に身を委ねる」という事を考えると少し怖いですが、この手術にはデメリットを補う様々なメリットがあるのです。
まずは、術者(お医者さん)の動作に対するロボットの動きは、縮小割合を自由に設定(スケーリング機能)する事が出来るんです。
それによって、実際の術者の動きよりも格段に細かい操作が可能となり、【より繊細な手術が可能】となります。
(つまり、経験豊富なご年配の医師もロボットを操作することで難病治療に当たる事が可能となるんです。)
また、フィルタリング機能で、術者の手の震えなどの生理的振動は、ロボットには伝達されません。
ですので、微細な手術操作が容易にできる様にもなっています。
コンピュータ・モーション社のゼウス(ZEUS)システムと、 インテューティヴ・サージカル社のダヴィンチ(da Vinci)すでに使われている主な遠隔手術のシステムとしては、
の2つがとても有名です。
実例の一つとして、2001年9月にこのゼウスシステムを用いて、アメリカのニューヨークとフランスのストラスブールを結んだ初めての大陸間遠隔手術が成功を納めています。
この手術は、ニューヨークにいる術者が遠隔操作をし、遠く離れたストラスブールにあるロボットを操縦して「腹腔鏡下胆嚢摘出術を行った」のです。
この手術は、
「翼よ、あれがパリの灯だ。」
の名言で知られる、米仏間の単独無着陸飛行に成功したチャールス・リンドバークになぞらえて、「リンドバーク手術」と命名されています。
この技術がもっと発展すれば、将来的には宇宙ステーションなど離れすぎた場所にでも、遠隔操作で手術する事が出来る様にもなるそうですよ。
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