多血症という病気は!?
血管の中で血液の流れが悪くなってしまう病気として、【多血症】というものがあります。
これは、「赤血球」、「白血球」、「血小板」が体内で造られ過ぎて、【血液中の赤血球などがいずれも多くなる病気】で、「ドロドロ血液」とも呼ばれていました。
それにしてもドロドロ血液と言えば、「コレステロール」や「トリグリセリド」などの脂質が多いものを思い浮かべますが、本当の意味でのドロドロ血液とは、赤血球が多すぎる【多血症】とも言えそうです。
実際に多血症の方の血液を試験管に入れてみると、通常の健康な血液に比べて「いかにも粘っこくなっている」のかが分かります。
何にしろさらさらした液体の血漿に、小さな粒子とはいえ「固形の赤血球がワンサカと流れている」のが確認できます。
しかし、血液中の赤血球が多すぎると血液の流れに支障が起きてしまいます。
例えが悪いのかもしれませんが、水にでんぷん粉を溶かすと、ある程度の濃さであるなら、水の流れには問題ありませんが、「でんぷん粉が多くなるにつれ、粘っこくなって流れが悪くなります。」
当たり前ですが、【でんぷん粉の濃度を濃くすればするほど、溶けきれず、あたかも糊のようにべたつきます】よね。
多血症の方では、糊のようなベットリした血液が細い毛細血管を流れていると考えられますので、毛細血管が詰まりやすいことは、想像にかたくないです。
また、「赤血球が多すぎると、かえって酸素運搬能が低下する」事も実験で確かめられてもいます。
実際に、「脳梗塞」や「心筋梗塞」を起こしやすいそうです。
多血症は原因不明の本態性のものが一番問題ですが、【喫煙やストレスなどが原因となる二次性多血症(正確には赤血球増加症)】も、しばしば問題となって来ています。
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