煙草の裏話には・・・。 | 【一宮市本町の整体マッサージ】アトラス整体院
公開日時: 201
クリストファー・コロンブスが1492年にアメリカ大陸にやってきた時に、地元民の見慣れない習慣に強い印象を受けたそうです。
マヤの人たちは、紀元前1世紀から「乾燥煙草」を吸っており、スペイン人の船員がアメリカ大陸を発見したときには、すでに煙草を吸う習慣がアメリカ大陸全体に広まっていました。
おそらく先住民たちは、外国からの訪問客を【神の使い】とでも考えたのでしょうね。
先住民である「アラワック族」の人々は、コロンブスとその一行に煙草の葉っぱを少し差し出したのですが、それらを受け取ったスペイン人たちはそれらをすぐに投げ捨ててしまいました。
しかし、乗組員の1人であった「ロドリゴ・デ・ヘレス」は、そこまで深く疑わずに乾燥煙草の葉っぱを「ヤシ」や「トウモロコシ」などに包んで煙草をふかしてみたのです。
こうしてヨーロッパ人では「初の喫煙者」となった彼のおかげで、喫煙はその後の数世紀で世界中に広まっていきました。
各地に広がった喫煙の反応は、さまざまなものがあったようですね。
ヨーロッパの医師たちは当初、煙草の医学上の効果を絶賛しました。
ニコチンの名に由来しているフランスの駐ポルトガル大使の「ジャン・ニコ・ド・ヴィルマン」が、煙草を「万能薬」と評しました。
しかし、まもなくその危険性に人々が気付き始めたことで煙草は禁止されてしまうのです。
世界に先駆けて、1575年にメキシコでは礼拝所での喫煙を禁止しました。
1630年代には、トルコ・ロシア・中国が、一時的にですが「喫煙は死刑に値する犯罪である」という決定も下したりしています。
ちなみに、葉巻生産の一大中心地となっていたスペイン南部のセビリアが、「紙巻き煙草の発祥の地」だと言われています。
それは、吸い残してあった葉巻の煙草の葉を拾った生活困窮者が、拾い集めた葉巻の吸いさしを紙で巻いて作ったのが「最初の紙巻き煙草」なんだそうですよ。
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7年1月11日 @ 0:55