「医者いらず」や「医者泣かせ」とも呼ばれる、薬草のアロエは!? | 【足のつり改善なら】アトラス整体院
ガーデニングとしても楽しめるアロエは、「地中海沿岸にルーツを持つ」と言われています。
古くから「医者いらず」や「医者泣かせ」などの愛称で親しまれてきた薬草なんですが、歴史に登場してからも長く、かの英雄アレキサンダー大王も「アロエの愛用者だった」というお話もあるんです。
なんでも、アレキサンダー大王は遠征のときに、
「将兵にアロエを与え、遠征地での病気を防いでいた」
と言われています。
大王にその知恵を授けたと考えられているのが、有名な哲学者でもある「アリストテレス」です。
漢方の本場である中国でも、アロエにまつわる文献が残されているようです。
日本にも、自生しやすく・医者いらずの代表選手としての「キダチアロエ」は、【日本の風土によく合っているアロエ】です。
また、新参者としては「アロエベラ」という物もありますが、キダチアロエとは同属なので【含まれている成分はほとんど同じ】になります。
(大きさや形、味などは違っていますが…。)
キダチアロエの一番ポピュラーな利用法としては、「切り傷」や「やけど」につけるなどが挙げられます。
誰しも子供のときには、指を切ったりやけどをしたときに、「縁側のキダチアロエの汁を、おばあちゃん達につけてもらった記憶」があると思います。
不思議と「痛みがおさまった」り、「やけどの治りが早くなった」りした覚えがあると思いますが、これは「キダチアロエには、炎症を抑える作用がある」お陰です。
傷の痛みや浮腫(水ぶくれ)の原因のひとつに「ブラジキニン」という物質がありますが、【キダチアロエには、そのブラジキニンを壊す働きがある】のです。
キダチアロエに含まれている【抗炎症作用をもつ物質】ですが、その名を「アロエ・カルボキシペプチダーゼ」と言いますが、試験管の中に入れたブラジキニンを壊していく様子が確認されています。
また、やけどの場合には、患部につけるだけでなく飲んだほうが
「血液を通して患部に作用するので、より効果的」
ということも、現在では分かって来てもいます。
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