脂肪細胞の意外な働き!? | 【一宮市本町の整体マッサージ】アトラス整体院

肥満

 

脂肪細胞は、「重要なエネルギー源である脂肪を蓄えるために存在している細胞」
だと今まではシンプルに考えられていましたが、最近では、

内臓の周囲にある脂肪細胞にはそれ以外のさまざまな機能を併せ持っている

ことが分かってきました。

その機能の一つとして発見されたものに、「胃がんを抑制する自然治癒作用」があります。

この作用は、脂肪細胞が

アディポネクチン

というホルモンを分泌することによって行われます。

アディポネクチンは脂肪組織だけで作り出され、かつ「脂肪組織が分泌する物質のなかでも最も多い物質」だとされています。

なお、アディポネクチンは【脂肪細胞が脂肪を蓄えるにつれて分泌量が減って】しまいます。

そのため、脂肪細胞が脂肪を蓄え、その人が肥満になると

低アディポネクチン血症

という状態になります。
(この状態がメタボリックシンドロームのきっかけと考えられています。)

ちなみにアディポネクチンには、【血圧降下作用がある】ことが、昔から知られています。

人間の胃がん細胞をおなかのなかに移植したマウスでの実験で、

片方には人間のアディポネクチンを投与し、

もう片方には投与をしない状態で両者を観察した結果、

「アディポネクチンを与えたマウスの胃がん細胞は、体積にして7分の1にまで抑制される」ことが分かりました。

肥満と脂肪細胞の関係から考えられるものとして、肥満になっていない状態では胃がんを治そうとする自然治癒力は、【脂肪細胞から放出されているアディポネクチンによって機能】しています。

ところが、メタボリックシンドロームになって「血液中のアディポネクチン濃度が著しく低下しますと、胃がんを抑制する力が弱まってしまう」ようです。

実際に、胃がん患者の【血液中アディポネクチン量は、そうでない人よりも低下している】ことが確認されています。

アディポネクチンが胃がんを抑制する仕組みはまだ分かってはいませんが、「胃がんの薬として利用できる可能性もあります」ので、メカニズムの解明が急がれているそうです。

 

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