帯状疱疹の予防法には…!?

 

 

辛い症状に襲われる「帯状疱疹」なのですが、意外にも

【ある業種の方たちは、帯状疱疹にかかりにくい】

という報告があります。

そのお仕事とは、「保育士」です。

帯状疱疹は、

【水ぼうそうのウイルスが、からだの中の神経の中に隠れていて、免疫が弱った時を狙って出現してくる】

性質があります。

免疫が弱くなるのは、

「その後体内にウイルスが入ってこなくなるため、働く機会がなくなる」

からです。

ですから、小さな子どもたちとほぼ毎日接している保育士さん達は、水ぼうそうのウイルスに触れる機会が多いので、常に免疫を活動させていますし、免疫力も増幅されています。

これを

【ブースター効果】

と言います。

もちろん、すでに免疫をもっていますから、水ぼうそうにはかかりません。

このように「免疫力を高い状態」に保てていれば、帯状疱疹を予防する事ができるのですが、一般の方たちではそんなに都合よく【水ぼうそうの子どもたち】と、触れあうチャンスがありません。

ですから、他の方法で接種をしていきましょう。

接種と言えば、【予防接種】になりますが、ちゃんと「水ぼうそうを防ぐためのワクチンが有る」のです。

アメリカやＥＵ諸国では、【帯状疱疹のワクチン】として使われています。

アメリカでの調査結果では、

帯状疱疹の発症率が半分になり、例え発症しても痛みの度合いが軽減している

そうです。

そして、帯状疱疹後神経痛にかかる人が、「３分の１にまで抑えることが出来た」ようです。

ある程度の年齢になり、自分の免疫力に不安がある人は、ワクチン接種をしてみるのも良いかもしれませんね。

残念ながらこの帯状疱疹は、

核家族化がすすんでしまい孫と接する機会が減ったことも、【高齢者の発症がふえた理由】

だとも言われています。

あと、「低体温化による免疫力低下も要因の一つ」に数えられています。

 

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