かつてはビタミンB₃、現在の名前が【ナイアシン】は…

ナイアシン

 

ビタミンB群の1種の「ナイアシン」は、むかしはビタミンB₃と呼ばれていました。

 

「糖質」「脂質」「タンパク質」のエネルギー産生経路で酵素を助ける栄養素で、エネルギーの産生をサポートしています。

 

ナイアシンを必要とする酵素は400種類以上もあり、多くの反応に利用されているので、エネルギー消費量が多くなると、より多くのナイアシンも消費されていきます。

 

植物性食品では「ニコチン酸」、動物性食品では「ニコチンアミド」として存在していますが、体内では必須アミノ酸の1種である「トリプトファン」からも合成されます。

 

ナイアシンは、「ビタミンC」や「ビタミンE」が抗酸化作用を発揮するのをサポートしたり、脂質の代謝の促進、血液中のコレステロールや中性脂肪を低減させる働きも認められています。

 

また、参上遺伝子情報を構成しているDNAの修復や合成、細胞の分化にも関わっているため、体内に存在しているビタミンの中では「いちばん多い」存在となっています。

 

ちなみに、ナイアシンの1日の推奨量は、

●成人の男性の場合は、14〜15mgNE(ナイアシン当量)

●成人の女性の場合は、11〜12mgNE

となっています。

 

「ニコチン酸」と「ニコチンアミド」の総称としてのナイアシンですが、

●ニコチン酸は、血液中のコレステロールを低減する働きがあるので、「高コレステロールに起因する病気の予防や治療」に

●ニコチンアミドは、「糖尿病の治療薬」に

用いられています。

(どちらも補酵素として働きますが、薬理作用は異なっています。)

 

ナイアシンは、全ての動植物中に存在しているので、バランスよく食事をしていれば不足することはありませんが、慢性的に不足してくると

●皮膚炎

●下痢

●精神神経障害

などの症状が出る「ペラグラ」(ナイアシン欠乏症)を発症する可能性があります。

(アルコールを多飲する方、ご注意を)

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