血液凝固を促進する【ビタミンK】は…

ビタミンK

血液凝固を促進する【ビタミンK】は…

 

ビタミンKには、血液を凝固させる物質「プロトロンビン」などを活性化させる補酵素として働くので、ビタミンKが不足してくると「出血傾向」が出てきます。

 

また、「カルシウムを骨に取り込む働き」に作用するので、骨の形成にも関与しています。

 

ビタミンKには植物由来の「K₁」(フィロキノン)と、動物•微生物由来の「K₂」(メナキノン)の2種類があります。

 

K₁は、植物の「葉緑体」で作られるので、緑黄色野菜などに多く含まれています。

 

K₂の方は、納豆などの「発酵食品」に多く含まれています。

 

血液凝固因子が肝臓で作られるときにビタミンKは必要な成分で、「止血のビタミン」とも呼ばれています。

 

ほかにも、肉や発酵食品などに多く含まれているビタミンK₂には、骨を形成する骨芽細胞から分泌される「オステオカルシン」というタンパク質の分泌を促し、骨の新陳代謝機能の維持や、骨質を向上させる働きもあるので、「骨粗鬆症の治療薬」としても活躍しています。

 

また、ビタミンKには

「血管(動脈)の内側にカルシウムが沈着して石灰化してしまうのを抑制する働きがある」

との報告もありますので、血管の健康にも関わっているとして注目されています。

 

ビタミンKの1日の推奨量は、成人の男性•女性ともに150μgとなります。

(血液を凝固する作用を保つのに必要な量)

 

ですが、ビタミンK不足が原因で血液凝固が遅れてしまう事は「まれ」で、通常の食生活をしているのであれば、

「ビタミンKは、ほぼ充足している」

と考えられています。

 

ちなみにこの数「150μg」は、【日常的に納豆を食べていない人」を対象にしています。

 

ただし、血栓症の治療などで血液凝固阻害薬である「ワルファリン」などを服用している方は、ビタミンKを多く摂取すると「薬の効果が弱まる事があります」ので、ご注意下さいませ。

 

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